川之江信用金庫 2020ディスククロージャー
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(※1)預け金、貸出金、預金積金の「時価」には、「簡便な計算により算出した時価に    代わる金額」を記載しております。(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。(単位:百万円)貸借対照表計上額時 価差 額  金融資産計⑴預金積金(※1)  金融負債計 38,496 91,156 82,139 82,13939,992 92,877 82,288 82,2881,496 1,720 149 149⑴預け金(※1)⑵有価証券   その他有価証券⑶貸出金(※1)  貸倒引当金(※2)12,461  40,199 38,722 △22512,68440,199223ー(注1)(注2)(注3)(注4)23.② 市場リスクの管理(ⅰ) 金利リスクの管理 当金庫は、統合的リスク管理の基本方針に基づき、金利の変動リスクを管理しております。統合的リスク管理の基本方針に関する規程及び要領において、リスク管理方法や手続等の詳細を明記しており、リスク管理規程に基づき、毎月開催している資金運用委員会でリスクの状況や収益への影響について評価及び協議を行い、リスク統括部門である常勤理事会に報告しております。 また、金利リスクについて定期的な計測及び評価を行い、適宜、対応を講じ金利の変動リスクを管理しております。(ⅱ)為替リスクの管理 当金庫は、為替の変動リスクについて定期的な計測及び評価を行い、為替リスク量を把握し、個別の案件ごとに管理を行っております。(ⅲ)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、資金運用委員会の方針に基づき、理事会の監督の下、余資運用細則に従い行われております。具体的には、総務部による市場運用商品の購入提案を受けて、事前審査、資金運用細則で定められた投資限度額の管理、継続的なモニタリングを行い、価格変動リスクの軽減を図っております。これらの情報は総務部を通じ、理事会及び資金運用委員会において定期的に報告されております。(ⅳ)市場リスクに係る定量的情報 当金庫では、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、「預け金」、「有価証券」のうち債券、「貸出金」、「預金積金」であります。 当金庫では、これらの金融資産及び金融負債について、「保有期間1年、過去5年の観測期間で計測される99パーセンタイル値」を用いた時価の変動額を市場リスク量とし、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。なお、金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定した場合の99パーセンタイル値を用いた時価は、1,406百万円減少するものと把握しております。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数との相関を考慮しておりません。また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、資金運用委員会において、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを管理しております。(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。 なお、金融商品のうち預け金、貸出金、預金積金については、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を開示しております。 金融商品の時価等に関する事項 令和2年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります(時価等の算定方法については(注1)参照)。なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません((注2)参照)。また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。  金融商品の時価等の算定方法金融資産(1)預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、市場金利で割り引いた現在価値を時価に代わる金額として記載しております。(2)有価証券 株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託は、公表されている基準価額によっております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については、24.から25.に記載しております。(3)貸出金 貸出金は、以下の①~③の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出結果を時価に代わる金額として記載しております。① 破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッ シュ・フローの見積もりが困難な債権については、貸借対照表中の貸 出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。以下「貸出金計 上額」という。)② ①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額③ ①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分 ごとに、元利金の合計額を市場金利で割り引いた価額金融負債(1)預金積金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。また、定期性預金の時価は、一定期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定し、その算出結果を時価に代わる金額として記載しております。その割引率は、市場金利を用いております。 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 有利子負債の決算日後の返済予定額 (※)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認   められることから時価開示の対象とはしておりません。(単位:百万円)区  分非 上 場 株 式(※)貸借対照表計上額8(単位:百万円)1年以内1年超5年以内5年超10年以内10年超預 金 積 金(※)57,97623,994167ー(※)預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めております。(単位:百万円)1年以内1年超5年以内5年超10年以内10年超預 け 金(※1)有 価 証 券  その他有価証券の  うち満期があるもの貸 出 金(※2)合 計 6,821 1,631 1,6315,641 14,093 2,365 10,624 10,624 13,866 26,855 275 8,017 8,017 10,573 18,865 3,000 14,650 14,650 7,643 25,293(※1)預け金のうち、要求払預け金は「1年以内」に含めております。(※2)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定   額が見込めないもの、期間の定めがないものは含めておりません。財産の状況38 KAWASHIN DISCLOSURE

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