当期末の出資金は2億7百万円、会員数は4,161名となりました。所在不明会員の除名による脱退があったことから、出資金、会員数は対前期比で減少しております。会員勘定に当期利益金から社外流出額を控除した2億80百万円を内部留保しますと、会員勘定の額は134億40百万円となります。この他に、時価会計制度の導入による有価証券の評価差額金を考慮することとなりますが、その額は9億5百万円であり、それを加えた純資産は143億45百万円となります。 当事業年度は、減収増益の決算となりました。●経常収益は、資金運用収益で利回りの低下により、預け金利息や有価証券配当金が大幅に減収となり、更に役務取引等収益やその他業務収益も減少したことで、対前期比84百万円減少の15億42百万円となりました。●経常利益は、対前期比75百万円増加の3億97百万円となり、当期純利益も、同比54百万円増加の2億88百万円となりました。●本業の利益を示すコア業務純益は、長期にわたる低金利政策の影響による利回りの低下等で有価証券利回りをはじめ、貸出金利回り、預け金利回りも低下し、資金運用収益が減少したことなどにより、対前期比65百万円減少の1億95百万円となりました。■ 会員数と出資金と自己資本■経常利益と当期純利益の推移■出資金の推移212210208206204（単位：百万円）令和2年3月末平成31年3月末211207209令和3年3月末397百万円経常利益288百万円当期純利益■会員数の推移4,4004,3504,3004,2504,2004,1504,1004,0504,000（単位：名）令和2年3月末平成31年3月末4,3734,1614,340令和3年3月末経常利益当期純利益100501500200300250350400450（単位：百万円）令和元年度平成30年度265402234322令和2年度2883977
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