川之江信用金庫 2022ディスククロージャー
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「水引シトラスリボン」普及推進への取り組み 当金庫は「シトラスリボンプロジェクト」に賛同し、地元の伝統工芸“伊予水引”で結んだリボンを使って共同の輪を広げる活動を展開しています。シトラスリボンプロジェクトは、新型コロナウイルスに感染した人が偏見や差別を受けることなく社会復帰できる環境づくりを促す啓発活動であります。令和3年4月には全国の信用金庫に向け、プロジェクトへの理解を呼び掛けるメッセージを発信しました。 また、令和3年8月〜12月に「シトラスリボンfrom四国中央市」の活動展を開催し、活動記録を紹介するパネル展や新型コロナウイルス感染症の収束への願いが込められた俳句や絵手紙を展示いたしました。■地場産業(水引・金封)の支援 地場産業の維持・発展の為、地域金融機関として、主に伊予水引金封協同組合様と連携し、販路拡大等の産業面および伝統工芸品継承の文化面の両面から支援を行っています。「シトラスリボンプロジェクト」とは 当たり前だと思っていた「ふだんの暮らし」を揺さぶっているCOVID19。 今や、どこにいても何をしていても、いつだってだれだって感染のリスクがゼロではありません。感染を防ぐためには、さらなる「行動許容」が必要になると同時に、だれもが、少しでも心のびやかに暮らせるようなまちのあり方が、今こそ問われているのかもしれません。 ウイルス感染拡大阻止は、もちろん大事です。経済対策も大事です。 でももうひとつ、忘れてはいけないことは、たとえウイルスに感染してしまっても、地域の中で笑顔の暮らしを取り戻せるということの大切さです。 「ただいま」「おかえり」。お互いのそんなふうに言いあえる、受け止める空気であってこそ、安心・安全が守られるまちなのだと思います。わたしたちのくらしをまもるために日々奮闘しておられる方々への感謝を込めて「ただいま」「おかえり」って言いあえるひとの輪を、ここ愛媛から。「シトラスリボンfrom四国中央市」の活動展の様子役職員はカバンや上着にシトラスリボンを付けてプロジェクトに参加しています全国の信用金庫に向け発送したサンプル品14 KAWASHIN DISCLOSURE■中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況かわしんと地域社会

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